息子を奪わないで～嫁殺し、エリザベス・ダンカン～のネタバレ。

実在の女、息子の嫁を殺したエリザベス・ダンカンのお話を漫画化した作品。

息子を超溺愛し、弁護士である息子の参観に裁判所にも訪れるエリザベス。

もう成人した息子と手をつないで歩いたり、キスは当たり前・・・近親相姦まで噂されるほどの溺愛ぶり・・・

ママのお気に入りとしか結婚させてもらえないだろうな、と心配する息子ですが・・

とんでもない、結婚なんかさせるもんですか、という彼女。

彼女は結婚、離婚を繰り返すこと数十回、別れた元旦那からも金をむしり取って生きている女なんです。

結婚は、男から金を奪うもの・・・誰もが自分と同じ考えだと思っているのでしょう。

ある日、もういい年だから一人暮らしをする、という息子に猛反対。

彼女は大量の睡眠薬を飲んで自殺未遂を。

そして入院した病院、しかし息子はその病院で美しい看護師に恋をしてしまう。

息子に女が近づかないようにしようとして、逆効果になってしまったんです。

彼女の反対を押し切って息子は結婚。

エリザベスは息子の嫁がノイローゼになるほどの嫌がらせを行います。

史実には自分が息子の嫁に変装して婚姻取消の書類を出そうとしたことも・・・

さまざまな嫌がらせを繰り返したのち、彼女は嫁の殺害を決意、って感じらしい。

彼女の溺愛ぶりに比べて、息子はそこまでマザコンじゃなかったようです。

子離れができなさすぎて嫁を殺害までしちゃった女です。

でも実際に「息子を嫁にとられた」と考えて嫁いびりする姑はいるんだろうな。

見苦しいから気を付けましょうね。

また面白いマンガがあれば書いていきます。